建築意匠的には「邪魔者」だったりする。
だから、隠される。
こんなふうに、目隠し板で覆われてしまいがちだ。
まあ、それ自体は良かろう。
冷却塔本体の通風が
しっかり確保される状況でさえあれば。
中を見てみると……。
冷却塔本体は、
養生中であった。
使用しない期間中は
このようにカバーで覆っておくのが良い。
ゴミや虫や鳥や猫や枝や葉や雪や氷が
中に入り込んでしまわないように。
それにしても、
この目隠しカバーを支えている鉄骨。
ずいぶん威勢よく錆びちゃいまいか?
ここらでちょっくら
錆び落としと塗装をしちゃ
いかがかな?
(「冷却塔の目隠し」おわり)