2019年04月23日

パイプシャフトの中のメーターや配管

集合住宅のパイプシャフトを見てみよう。


もちろん、許可無く勝手に開けてはダメだ。

しかるべき許可を得なければならないのは当然だ。



ppshftnnknmeryhikn.JPG

左上が、都市ガス用のガスメーター。
その裏側に、ガス管が縦に伸びている。

下が、水道メーター。
右側の銀色の給水管から分岐して取り付けられている。
手前側に分岐して、コックと減圧弁とをつけた後に
メーターがついている。

メーターの後には、水抜き用の弁、
その後樹脂管に接続され、上方へ伸ばされている。
寒冷地だと、水抜きは必須だ。

給水管には、これから保温材を巻きつけていく。



真ん中に縦に通っているねずみ色の管が、
ドレン管である。

塩ビ管の外面が、耐火材で被覆されている。
「耐火二層管」である。

水抜き弁を操作した際に出てくる排水を流すための管だ。



パイプシャフトの壁は防火区画なので
ボード二重貼りになっている。



たいてい、隣には電気設備用のシャフト(EPS)があるはずだ。

ガス管と電気設備の管とは
同じシャフト内に入れないようにする。

危ないから、ね。



自分の住居にパイプシャフトがあるならば
ぜひ見てみてほしい。

そこに何が入っているのか
確かめてみてほしい。

そして、それを楽しめるなら
僥倖なのである。
(「パイプシャフトの中のメーターや配管」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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