もちろん、許可無く勝手に開けてはダメだ。
しかるべき許可を得なければならないのは当然だ。
左上が、都市ガス用のガスメーター。
その裏側に、ガス管が縦に伸びている。
下が、水道メーター。
右側の銀色の給水管から分岐して取り付けられている。
手前側に分岐して、コックと減圧弁とをつけた後に
メーターがついている。
メーターの後には、水抜き用の弁、
その後樹脂管に接続され、上方へ伸ばされている。
寒冷地だと、水抜きは必須だ。
給水管には、これから保温材を巻きつけていく。
真ん中に縦に通っているねずみ色の管が、
ドレン管である。
塩ビ管の外面が、耐火材で被覆されている。
「耐火二層管」である。
水抜き弁を操作した際に出てくる排水を流すための管だ。
パイプシャフトの壁は防火区画なので
ボード二重貼りになっている。
たいてい、隣には電気設備用のシャフト(EPS)があるはずだ。
ガス管と電気設備の管とは
同じシャフト内に入れないようにする。
危ないから、ね。
自分の住居にパイプシャフトがあるならば
ぜひ見てみてほしい。
そこに何が入っているのか
確かめてみてほしい。
そして、それを楽しめるなら
僥倖なのである。
(「パイプシャフトの中のメーターや配管」おわり)
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