2019年04月19日

鉄骨建方だけど、やっぱりスリーブが気になる

鉄骨建方。

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水平だとか垂直だとか
架構の正確さはもちろんなのであるが
「せつび」に関わる者としては、
やっぱりスリーブが気になるのである。


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鉄骨梁のそこかしこに開けられている
スリーブ。
この部分に、配管やダクトを通すのだ。

梁より下の高さに通そうと思うと、
その分天井を下げる、もしくは階高を上げることになるから
コストがその分多くかかってしまう。



工場で開口のある状態で作ってもらうわけだから
だいぶ前に設備の施工図ができてなければならない。

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納まり上必要になったからと言って
あとから孔をあけるわけにはいかないから。



場合によっては、ある程度想定で入れておくことにして
予備のスリーブを要望しておくことも必要である。

工程が厳しくて、設備施工者が乗り込んで来た頃に
すぐ鉄骨製作に入らねばならなかったりすると。

下の階ほど、早く情報が必要になるのだ。

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スリーブ部分を拡大すると、こんな感じ。

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孔をあけてあるということは、
その部分の鉄骨強度が小さくなってしまうわけだから
補強をかけてある。



少し上の方から見る。

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デッキプレートもどんどん敷かれている。

それでも、鉄骨梁スリーブが気になる。

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安全帯フックを掛けるための親綱も見える。

胴ベルトだった安全帯も、
今やフルハーネスの時代になった。

事故撲滅は、現場の必須課題だ。




電源コードが結びつけてあるぞ!?

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とにかく、
スリーブが気になる。

そういうサガなのである。
(「鉄骨建方だけど、やっぱりスリーブが気になる」おわり)
posted by けろ at 09:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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