ループ通気が設けられていないことが多い。
っていうか、設けられることはあるんだろうか?
排水系統に通気管が接続されていないと
「封水切れ」が起こりやすくなる。
ゴボゴボと音がして、
トラップが切れて、
排水管内の臭いが上がってきてしまう。
流れも悪くなるし。
そんな場合、『ミニドルゴ』をつけてみたら
どうだろうか。
この「ミニドルゴ」という用語、
森永エンジニアリングの商品名なのだけれど
一般名詞的に使ってしまっている。
役所で使うような一般名詞にすると、
「小形排水通気弁」ってな感じになるだろうか。
洗面台。
この下部、排水にミニドルゴを付けてみる。
もうちょっと、大きめに撮ってみる。
赤丸の部分が、いわゆる「ミニドルゴ」である。
少々斜めってるのは、すいません。
ここで写っているのは未来工業製だから
「通気スイスイ mini」と言わなきゃならないところだけれど
やっぱり「ミニドルゴ」のほうがしっくりくる。
慣れの問題なのだが。
台所流しの下にも。
って、正面からはよく見えない。
裏側を覗き込んで、
やっとこさ見られる。
実際の配管経路がどうなっているか、
縦配管との関係がどうか、など
いろいろな要素はあるけれど
排水からゴボゴボ音が聞こえてきて
時々下水臭がするのであれば
こういうモノを取り付けることで改善できることと思う。
そもそも、最初から計画しておくと良いだろうと思う。
超安価というわけでもないけれど
何も無いのと比べると、かなり違うはずだから。
(「ミニドルゴを取り付ける」おわり)
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