煙に巻かれて死なないように
排煙窓を開けるのだ。
そのように、建物は造られている。
では、その排煙窓は、
イザという時に開くだろうか?
換気がてら開けてみるとか
普段開けないところでも定期的に操作してみるとか
とにかく開くことを確認しておく必要があるだろう。
ねえ。
「イザという時」に故障していて開かなかったら
ほんとうに大変なんだから。
の、はずなんだから。
ても、この排煙窓の有効性は
どのくらい確認されているのか、
良くわからない。
また、排煙口開放装置の存在意義を知っている人が
どれくらいいるのか、
わからない。
イザという時に、
近くにいる人がちゃんと操作してくれるのかどうか
甚だ心もとないような気もする。
まあそれでも、
安全のための装置だ。
ちゃんと作動する状態を
保っておきたいものだ。
(「排煙窓、開く?」おわり)