ほんとうに、たまたま。
歩道を歩いてたら見かけたから
撮るしかなかった。
「ペレット受入供給装置」って書いてあるから
この施設では、ペレットボイラーを使っているようだ。
「ペレット」とは
植物などを乾燥させて、ペレット状に加工した燃料のこと。
たぶんここ、公共施設だから
「環境配慮」とか、そんな名目で採用しているんだろう。
ペレットボイラーって、
高いんだよね。
普通の油やガス焚きのボイラーに比べると
桁が多い。
採算に乗せようとすると、
ムリだろう。
だからPR目的以外では、民間ではなかなか使えまい。
間伐材などが原料であれば
それはそれで良かろう。
それを乾燥させて、裁断して、
ペレット状に加工して、運搬して、
化石燃料を大量に使うんだったら
あまり意味がない。
というか、逆効果ですらあり得る。
その辺りのエネルギー収支検討をした上で
二酸化炭素排出削減とか資源の有効利用とか
何らかのメリットが生じることを確認できるのであれば
多少コストがかかったとしても導入する意味はあるだろう。
マルかバツか、という単純な話ではないのだ。
(「ペレットボイラーが使われているね」おわり)