知っている街であれば、
あそこには何がある、あれは何だと、
それぞれわかるのだが
知らぬ街であれば、
ただただ、眺めるだけになってしまう。
それでも、なんとなく地図を思い浮かべながら
なんならグーグル地図でも開きながら
あちこち確認したっていいんだろうけど
結構混んでいたしね。
時間の関係もあるし。
というわけで、
ただ眺めて楽しんだだけになった。
いろんなところを見るのが好きだ。
何とかは高いところが好き、と言いならわされるように
ワタクシも好きだ。
高いところから見ると、
いろんな建物の屋上機器類が見られるから
それもいい。
景色自体も、
街並みも、
それぞれが良い。
土地によって異なる
植生なんかにも感じるところがある。
そこに住んでいる人にとっては
ただの日常なのだから
「何が面白いかねぇ」と不思議に思うかもしれない。
でも、他所から訪れる者にとって
そこは「非日常」。
そこに在るだけで、
興味深いのである。
だから、旅は良いと思う。
国内も、国外も、何なら地球外も。
行ったら行っただけ
何かしら新しい知見、感覚、感性を
得てくるに違いないのだから。
仕事のついででも
私的な訪問でも
ことさらに何かを目指していくわけでなくとも
「旅」をしてみたら良いと思う。
『世界一周放浪の旅』とか、
そんな大それたことでなくても。
(できるなら、それはそれで良かろう)
(「大阪城天守閣からの眺望」おわり)