チーズ工房で出展している店だという。
その工房に行かずして、どうする!?
とは言うものの。
そんなに遊び歩き回っているわけにもいかない。
全く別の機会に訪れたのである。
さて、なかなか洒落た外観ではないだろうか?
名前がちゃんと書いてあるから
わかりやすいし。
こういうの、一文字いくらの価格表でもあるんだろうか。
中に入ると、壁面の制気口(吹出口、吸込口)が
出迎えてくれる。
ちゃんと入ってから振り返らなくちゃ気づかないんだけれどね。
2階には、チーズ関係の展示があったり、売店があったり。
ここの売店の「チーズソフトクリーム」がまた、絶品であったのだが。
壁面についている吸込口(?たぶん)が、
ずいぶんと大胆。
オサレな照明器具に、
無粋な長方形の制気口。
美女と野獣ってなものかな。
FF暖房機が、
牢屋に閉じ込められているかのようだ。
操作は出来るように、
格子がちょっと切り欠いてあったり。
まあ、そっちはメインじゃない。
「富良野手づくり体験工房メニュー」が
ここで見せたいところのはずだ。
中から正面側を見ると、こんな感じ。
ここにこうやって硝子をはめ込むのは大変なんだろうけど
なかなかインパクトのある表現だと思う。
座って外を見られるように
椅子も配置されているのだが
これは『Yチェア』なのである。
一角に、こんな場所が。
今の中高生が見ても、
わかるまい。
銀色のライニングは、冷水機でもついていたろうか。
木の棚の上には、
緑色の公衆電話が乗っかっていたんだろう。
棚下のボックスには、電話帳が入っていたに決まっている。
ちゃんと、コンセントと電話線用のケーブルを出す穴が
設けられているではないか。
昔はどんな施設にも、公衆電話スペースがあったはずだ。
でもみんなが自分の電話を持ち歩くようになった現代、
無用のスペースとなってしまった。
さて、このチーズ工房の隣には
「ピッツァ工房」があって。
チーズがたっぷり乗っかった
本格的なピッツァを味わうことができる。
結構、大きいのだ。
いい値段するけれど
宅配ピザを思えば安いものと言えるかもしれない。
チーズを堪能できる。
アイスミルク工房もあるということであるが
この時は休みであった。
またいつか、
暑い季節に訪れたら良いかもしれない。
チーズ工房だから、
もちろんチーズも売っている。
ネットショップもあるから、
一度食してみては。
(「富良野チーズ工房はチーズだけじゃない」おわり)