2019年02月27日

富良野のガラス

『富良野』と聞いて、何を思い浮かべるであろうか。


スキー場だったり、ラベンダーだったり、
長寿ドラマであった「北の国から」であったり、
そんなところかも知れない。



富良野市街地から、かなり奥まったところに
ガラス工房」がある。

北の国からのロケ地にほど近い、麓郷(ろくごう)という場所である。



今どきは、ナビをセットしておけば辿り着けるから便利だが
それが無いと途中不安になるかも知れない。

「この道で、あっているんだろうか?」と。



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まあそれでも、道路脇に大きな看板が立ててあるから
ボーッとしていなければ気づけるであろう。



いろんなガラス製品が、展示販売されている。

特に、ここ独自の「しばれ硝子」が目玉なのである。

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工房端の部分で、実際に製作している様子を見ることもできるし
製作体験をすることも可能だ。

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敷地内、いろいろガラスで出来ている。

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木の実も全部ガラス製の「サンキャッチャー」だ。

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晴れた日ならば、
またライトアップされた夜ならば
美しく煌めいていることであろう。



手すりがわりの腰壁も
特製ガラスブロックでできている。

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とにかく、ガラスがふんだんに使われている。



外通路からもいろいろな製品が見られる。

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庭の部分には、ガラスが石や砂利のように敷き詰められていて。

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いくつもある店舗入口の一つ。

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この「しばれ硝子」がたいへん美しい。

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製作後、数年かけて「しばれ模様」が成長していくらしい。

ごくたまに「ピキッ」と音がして、模様ができていくという。
店員さんは、何度か聞いたことがあるらしい。
(店内にビデオ映像も流されている)

たいへん美しいのであるが、
いいお値段でもある。

なかなか、おいそれとは……。

でもこの硝子は耐熱なので
熱い飲み物を入れても大丈夫だ。



中にはギャラリーもあって
いろんなジャンルの器もあって
見るだけでも楽しい。

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富良野市街地から十数kmあるけれど
ちょっと足を伸ばしてみてはいかがであろうか。


なお、麓郷の郵便局内部は
昔の郵便局窓口の趣が少し残っていて
これまた興味深かったりする。
(「富良野のガラス」おわり)
posted by けろ at 13:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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