2019年02月26日

避難ハッチから降りるのは

マンションのバルコニーなんかについている
避難ハッチ。


いざという時に逃げるための貴重な手段。



存在は知っていても、
なかなか実際に使う機会なんて
あるもんじゃない。

あってもらっても困るのだけど。



ただ、試験や点検をする場面はあるから
そういう際にぜひ名乗り出て体験してみては。



hnnhcchkrortmtrkwidrun1.JPG

上のハッチを開いて、はしごを下ろしてみたところ。




ぱっと見、かなり細く感じられるのでは。

hnnhcchkrortmtrkwidrun2.JPG

もちろん人ひとりの体重を支えるのに
十分な造りになっているのだけれど
結構ぐらぐらして心もとなく感じられるのも確かだ。



hnnhcchkrortmtrkwidrun3.JPG

地面が近づけば、ホッとするのだけれど
これを10階とか12階とかから
延々と下りてくることを思うと
しかも、建物が火事で燃えていたりすると
かな〜り焦るんじゃないだろうか。



階数が増えるほど、
ここを通って避難する人数も増えてくる。

火元より上の階の人たちは
我先に逃げ出したいところ
この梯子はどうしても1人ずつしか下りられない。

焦るだろうなぁ。



それでも、有ると無いとでは
すごく違うはずだ。


いざという時の焦りを少しでも減ずるために
『体験』しておくのは大切だ。



ぜひ、避難訓練を活用してみてほしい。
(「避難ハッチから降りるのは」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 防災 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]