屋根の雪下ろしによる事故が起こる。
ニュースでちょこっと報道されるだけなのが常だが
雪の降らない地方にいると、イメージが良くわからないかもしれない。
積もった直後は、ふわふわした雪だったとしても
何日も経つとそれが「しまって」くる。
ちょっとずつ緻密になっていき、
比重が大きくなり、
重く、固くなっていく。
屋根に傾斜があると
氷河の如く、少しずつ流れていく。
そしていつか、
ドサッと落ちるのだ。
「頭上注意」とか、
いちいち注意書きがあるわけではないから
自分で気をつけるしかない。
0℃以下における一酸化二水素という物質は
岩石なのである。
(「これの下敷きになったらたまらない」おわり)
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