雪像を観る以外にも出来ることがたくさんある。
特設ジャンプ台が作られて、
少年少女たち、大人たちが
眼の前でジャンプを見せてくれたりする。
宮の森や大倉山のジャンプ台まで行けたらもちろん良いけれど
ここで観ることもできるのだ。
テレビ塔下には、
スケート場も開設される。
札幌市内に何ヶ所かスケート場があるけれど
雪まつり期間はここでも体験できる。
そして、各所にこれでもかと乱立(?)している
店舗の数々。
食べ物系が圧倒的に多いが
物販もある程度存在する。
札幌のみならず、
北海道内各地の名物などが
競って売られているから
見て回るだけでも楽しい。
ただし、値段は高めであるから
「食べ歩き」を目論むなら
軍資金がかなり必要だ。
自治体関係で出している屋台なら
町村職員が働いていて人件費がかからないから
価格がリーズナブルだったりする。
誰も見ようとしないけれど
屋台の裏側の「せつび」も見どころだ。
このブログをご覧になっている皆さんは
訪問された際にはぜひこういう部分も見ていただきたい。
この得体の知れない着ぐるみは
「ずーしーほっきー」である。
この子は、怖くないんだろうか?
北斗市の公式キャラクターなのだが
「狂気を感じる」などと言われている……。
上で「北海道内」と書いたが
実はそれにとどまらない。
日本各地、世界各国の食物群が
所狭しと売られている。
カネさえ惜しまなければ
食道楽にはもってこいかも知れない。
「売らんかな」屋台ばかりでもないのが
このイベント。
スポンサーあってのものであるが、
「○○ご提供中」という看板やのぼりがあって
時間を決めて何食限定などの形で
配布されていたりする。
この時は、スープ。
この日は特に寒かったから、
温まるんよ。
何せ、
40年ぶりという大寒波が襲来していたから。
旭川の買物公園だと結構当たり前の気温だが
札幌市中心部ではかなり珍しいようだ。
近頃出来たばかりというビルもあった。
暗くなってからは、
また見え方が変わる。
地面が白いので
明るく感じるかもしれない。
何しろ、仕事で通りかかったついでであるから
ライトアップされた雪像を撮って回る時間は無かった。
日本各地、
面白そうなイベントはたくさんある。
折を見て、あちこち出没したいものである。
(「第70回さっぽろ雪まつり(2)」おわり)