たくさんの電線管とケーブルが通されている。
そして、床面を貫通している。
数層にまたがる床は、
大抵が水平の防火区画を構成しているから
貫通ケーブルを介して火災が上下階に延焼しないように
「区画貫通処理」が行われる。
現代では、いろんな材料・工法が開発されているから
現場の状況や費用に応じて
扱いやすいものを選ぶことができる。
先日見たEPSの内部が、これ。
隙間に詰め物をするだけの
簡単素材。
貼ってあるシールで、
認定番号を確認できる。
壁貫通用と床貫通用とで
異なる認定番号が付されている。
FL-なら、床。」
WL-なら、壁。
番号で検索できる。
お、これを認定した国土交通大臣は、
林寛子氏だ。
政治家としては芸名で活動できるけれど、
大臣としての記名は本名になるらしい。
知事の記名なんかも、同様という。
EPSを見ることがあったら
床貫通部分を見てみてほしい。
どんなふうになっているのか。
「ケーブルの区画貫通処理はできているか」おわり
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