2019年02月15日

ケーブルの区画貫通処理はできているか

EPSの中には
たくさんの電線管とケーブルが通されている。

そして、床面を貫通している。


数層にまたがる床は、
大抵が水平の防火区画を構成しているから
貫通ケーブルを介して火災が上下階に延焼しないように
「区画貫通処理」が行われる。



現代では、いろんな材料・工法が開発されているから
現場の状況や費用に応じて
扱いやすいものを選ぶことができる。



先日見たEPSの内部が、これ。

cblnkkkkntsushr.JPG



隙間に詰め物をするだけの
簡単素材。



貼ってあるシールで、
認定番号を確認できる。


壁貫通用と床貫通用とで
異なる認定番号が付されている。

FL-なら、床。」
WL-なら、壁。

番号で検索できる。


お、これを認定した国土交通大臣は、
林寛子氏だ。

政治家としては芸名で活動できるけれど、
大臣としての記名は本名になるらしい。

知事の記名なんかも、同様という。



EPSを見ることがあったら
床貫通部分を見てみてほしい。

どんなふうになっているのか。
「ケーブルの区画貫通処理はできているか」おわり
posted by けろ at 19:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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