2019年02月10日

防火上主要な間仕切りを貫通するダクト

建物は、内部のどこかで火災が起きたとしても
他に燃え広がるの防ぐために
あちこちに「防火区画」が設けられている。

また、避難経路となる廊下に火が及ばないように
「防火上主要な間仕切り」というものも設けられている。


天井内の見えないところで燃え広がっているけれど気づかない、
という事態を避けるために、
天井裏の部分も、上のコンクリート床(スラブ)まで
耐火建材を届かせている。



そういうところにも、
ダクトを通す必要性があったりする。



そういう場合、
火災の熱で閉鎖する「防火ダンパー」をダクトに挟んで
ダクトによる壁の開口部からの燃え広がりを防止する。


kkkkntsushrshynnmjkr.JPG


あとから改修したり間取り変更したりする際に
これを見落として、または知らなくて
何も対策を取っていなかった……という事例もあったりする。

耐震とか防火とか消火とか避難とか、そういうものは
「いざ」というときにならないとその不備に気づかなかったりする。



昔むかし、スプリンクラー設置義務のあるホテルで
スプリンクラーヘッド「だけ」を取り付けて
あたかもスプリンクラー設備全体を設置したかのように見せかけていたりした。

しかし、火災が発生してしまい、多くの犠牲者を出した。




未だに、免震装置とかアスロックとか、偽装の発覚が続いているけれど、
建物は、建てるときだけではなくて、
その後の維持管理でもいろいろと気をつけるべきことが多いのだ。
(「防火上主要な間仕切りを貫通するダクト」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]