その一部に「定山渓」という地域がある。
「じょうざんけい」と読む。
ここに、石窯焼きのパン屋さんがある。
しっかりと目指して行かないと、
うっかり見過ごしてしまう。
わかります?
以前近くの別の場所で営業していたけれども休業・移転して、
ここに再オープンしたのが2018年11月であるという。
新しいけれども、
ちょっと昔の雰囲気を出したような感じの建物。
片屋根の雪がドサッと落ちるから
木材で窓ガラスをガードしてある。
ステンレスの防雪フードは、
さて、頑張れるだろうか?
近寄ってみても
ソフトクリーム・ディスプレイと
「open」の文字がわかるくらい。
このガスボンベ庫も
なかなか厳しい位置にあるかもしれない。
店の名前が、書いてあった!
でも、なんか読めない。
『ヴェルジネ・バッカーノ』なんだそうだ。
本気で売る気あるんだろうか? っていう造りだけれども
知る人ぞ知る、という店であるらしい。
結構次々と、
パンを買い求める人が車でやってくる。
「パンがなくなり次第閉店」とあるから、
千客万来になっては困るのかもしれない。
「店をでっかくしよう」というんじゃなくて、
「美味しい良いものを、作れる分だけ作る。
それを美味しく食べてくれたらいいな」
という感覚なのかな。
まあ、勝手な想像でしかないのだが。
肝心のパンのお味は?
……
是非また行きたいと思った次第である。
(「定山渓にある石窯焼きのパン屋さん」おわり)