2019年01月30日

鉄骨の柱脚部

鉄骨造のビル。


元々設備畑から業界に入ってきているから
構造体をしげしげと眺める機会が少なかった。



角形鋼管柱の柱脚部。

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やがて、コンクリートで埋められる。

tkktsnchukykb2.JPG



別の柱。

tkktsnchukykb3.JPG

まだ、ナットを締め終わっていない。



更に、別の柱。

tkktsnchukykb4.JPG



見えないけれども、
ベースプレートの下に、
アンカーボルトが埋まっている。

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流体の移送経路としての配管と、
力を伝えるための鋼管柱とは
機能が異なるゆえ、自ずと造りも異なってくる。



ボルトナットでフランジ接合する太い配管と
多少似通った面もあるのだけれど。

tkktsnchukykb6.JPG



現場には、ほんとうにいろんな職種の方々が入ってくる。

それぞれに職能があり、
全体を取りまとめる方がいて、
適切に組み合わされないと、最終型が機能しない。

建設業は、
かなり機械化・自動化が進んできているとは言え、
やはり労働集約的な産業なのである。



『3Dプリンタによる建設』のようなものが普及してくると
劇的に変わってくるかもしれない。
(「鉄骨の柱脚部」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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