基礎をつくっている。
コンクリート壁になるのかな?
掘った時に出てきた、たくさんのガラ。
コンクリート桝やコンクリート管だ。
鉄筋を、伸ばしている。
マンホールの蓋は
将来的な舗装面に合わせた高さになっている。
とりあえず、捨てコンクリートが打設された状態。
塩ビ桝や、水道の止水栓筺も見える。
道路を通っていると、
仮囲いの中で何が行われているのか、わからない。
がちゃがちゃしているから、
見せないようにしたほうがよいのか、
興味を持つ人も中にはいるから
ある程度見えるようにしておいたら良いのか。
好みもありそうだ。
とある小学校の改修現場では、
「これで興味を持って将来業界に入ってくれる子が
いるかも!」
と、仮囲いの一部を透明にして
敢えて中の様子がわかるようにしてあった。
「今、業界に若い人が少ないから」
目に触れないことには、
興味も持ってもらえないだろう、と。
知らないところでスマートに出来上がるのも良いのだけれど
一つ一つ、人の手によって作り上げられていく様子がわかるのも
良いのではないだろうか。
「ものづくり」は
出来上がったモノをみるだけじゃなくて
「どうやってつくっているの?」
「どんな工夫があるの?」
というようなところを可視化していくと
興味を抱く層も居るはずなのである。
幼い子どもたち、若い世代が
そういうモノに触れることで
何かが生まれるに違いない。
(「工事現場は見ても良いんじゃないかな?」おわり)