不思議な建物があった。
何が不思議って、
その用途なのである。
器と暮らしのもの、喫茶
合気道
ね? 不思議なコラボ。
こんな、坂道の途中なのだ。
向こうは、石狩湾。
建物は、まだ新しそうだ。
木質の外装が映えている。
(いつまで美しさを保っているか、
それが問題かも知れない)
外壁についている、
傘立てならぬ、傘掛け。
お客さん相手の建物なら、
これ、いいんじゃないだろうか?
中は、白壁。
こんな照明がついていたりして、
面白い。
とにかく、真っ白。
上の方には、スピーカー。
壁を凹ませて、納めてある。
ちゃんと、コンセントも用意してあるのだ。
ちょうど、陶器の個展が開催されていた。
なんか、味わい深くて
いい感じ。
あまりこの類のものに
造詣は深くないが
いや、あまり、じゃなくて全然なのだが、
こういうやつは、好きだ。
ちょうど作家さんがいる時間帯で
この色の出し方とか
説明してくださった。
林さとみ、という方であった。
ずらっと並べてあったのに、
だいぶ売れてしまって、
かなり減っているらしい。
金属っぽくて、
重たそうに見えるのだけれども
実際に手にしてみると
驚くほど軽く感じる。
そんな、陶器たち。
たまには、こういうモノを見るのも
良いかも知れない。
合気道は……教室があるようだ。
建物の半分は、道場のスペースであった。
行った時間帯は、空いていたけれど。
(「喫茶と陶器と合気道」おわり)
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