2019年01月06日

常磐道には空間線量表示がある

常磐自動車道で、サービスエリアに寄った。

目的は単なるトイレ休憩であったのだが
寄ったからには、なにがしか見るしかあるまいて。


『四倉』である。

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ここには、常磐道利用者向けの案内表示があった。

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常磐道は、帰還困難地域を通過している。
道路上の空間線量は決して高いとは言えないが
計測及び表示をしているのである。

モニタリングポストが、ところどころに設置されていて

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万一の故障時などに留意すべき点を示している。

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ただ、ワタクシのような物好きでないと
こんなにじっくりと眺めはしないのではなかろうか。



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画面がきれいに写っていないのは
申し訳ない。

干渉縞が見える。



常磐道と国道は南北の通過が可能であるが
途中枝道に入ることはできない。

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国道を通ってみるとわかるが、
すべての枝道がバリケードで閉鎖されている。

警備員も立っている。
(彼らは、大変だ!)



そして、原発事故後7年以上経っても続く
除去土壌や放射性廃棄物の輸送。

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所管は環境省なのね。

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原発事故のあと、
多くの方々の莫大な労力を投入して
除染が続いている。

まだ決して、完了したわけではないのである。

そういうことを、現地を訪れると感じることができる。



建物があるのだから、
それに関連した見どころもある。

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雨樋の造作だったり、



EV急速充電コーナーだったり、

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雨水管の管頂緑化だったり。

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まるで、植えたかのようだ。



福島原子力発電所の事故は、
報道などで関心は持ちつつも
はやりどこか現実味に欠けた感覚があった。

しかし、現地に少し近づくだけで
急に現実性を帯びて感じられるようになってきた。



そう。

事件は、現場で起こっているのである。



多分に自己の主観が入ってしまうことは致し方ないが
一次情報の一端に触れることは意義があると思った次第である。
(「常磐道には空間線量表示がある」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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