時間帯的にか、恒常的にか、
あまり利用者がいない感じ。
自販機が横付けだ。
男子トイレのほう。
洗面器廻り。
給水管指示金物のサビ具合が
いい感じ? 寂しい感じ?
給水管、排水管とも
止水栓やトラップを設けずに
直接配管につないである。
トラップを設けていないのは
凍結の恐れがあるからだという。
地中埋設部か、排水桝かで
トラップを設けているようだ。
小便器。
躯体や内装でライニングを造作するのではなくて
鋼材と鋼板とで形作っている。
壁が曲面だから
合わせるのは結構大変だったのでは。
ライニング上部。
給水弁用の脚は、
メーカーの製品のようだ。
ライニングと壁面との取り合いは
隙間なくピッタリである。
すごい。
小便器型番は、U29だ。
トラップが無くて、目皿だけのやつ。
洗面器と同じ理由で、
器具本体にはトラップが無い。
しかし、この型番の製品は
2007年に製造中止しているようだ。
大便器。
古そうなトイレだし、
当然和式なのだ。
見てわかるだろうか?
やはりこれもトラップ無し。
配管直結である。
この公園のトイレは、
冬期には閉鎖してしまう。
給水管は水抜きしてしまう。
排水管も、器具にトラップが無ければ
凍らなくて済む。
トラップ付器具を使う時には
不凍液を溜めておく、という方法もあるが
トラップ無しならば、うっかり凍らせる心配も無い。
(どうせ給水の水抜操作はしなきゃならないのだが)
どんどん見かけなくなってきている、
「くつべら式」のフラッシュバルブ操作弁。
今は、リモコン式が多そうだ。
出入口付近。
小便だと、用を足している様子が
外から丸見えだ。
新しいトイレだと
そのへんの配慮が深くなっているようだ。
こんなトイレを見るだけでも
面白いと感じてしまうのだ。
そういう職業&趣味なのである。
(「公園のトイレの造作〜ちょっとなつかしい」おわり)
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