2019年01月05日

公園のトイレの造作〜ちょっとなつかしい

とある公園にあったトイレ。

時間帯的にか、恒常的にか、
あまり利用者がいない感じ。


自販機が横付けだ。

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男子トイレのほう。

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洗面器廻り。

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給水管指示金物のサビ具合が
いい感じ? 寂しい感じ?

給水管、排水管とも
止水栓やトラップを設けずに
直接配管につないである。

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トラップを設けていないのは
凍結の恐れがあるからだという。

地中埋設部か、排水桝かで
トラップを設けているようだ。



小便器。

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躯体や内装でライニングを造作するのではなくて
鋼材と鋼板とで形作っている。

壁が曲面だから
合わせるのは結構大変だったのでは。



ライニング上部。

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給水弁用の脚は、
メーカーの製品のようだ。

ライニングと壁面との取り合いは
隙間なくピッタリである。

すごい。


小便器型番は、U29だ。

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トラップが無くて、目皿だけのやつ。

洗面器と同じ理由で、
器具本体にはトラップが無い。

しかし、この型番の製品は
2007年に製造中止しているようだ。



大便器。

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古そうなトイレだし、
当然和式なのだ。

見てわかるだろうか?
やはりこれもトラップ無し。

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配管直結である。



この公園のトイレは、
冬期には閉鎖してしまう。

給水管は水抜きしてしまう。

排水管も、器具にトラップが無ければ
凍らなくて済む。

トラップ付器具を使う時には
不凍液を溜めておく、という方法もあるが
トラップ無しならば、うっかり凍らせる心配も無い。
(どうせ給水の水抜操作はしなきゃならないのだが)



どんどん見かけなくなってきている、
「くつべら式」のフラッシュバルブ操作弁。

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今は、リモコン式が多そうだ。



出入口付近。

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小便だと、用を足している様子が
外から丸見えだ。

新しいトイレだと
そのへんの配慮が深くなっているようだ。



こんなトイレを見るだけでも
面白いと感じてしまうのだ。

そういう職業&趣味なのである。
(「公園のトイレの造作〜ちょっとなつかしい」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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