2018年12月27日

階段脇にある自転車用のスロープ

線路をまたぐ、自由通路は
自転車利用者も通ることを想定している。


だから、階段がゆるい上に
自転車を押して上り下りできるように
スロープが併設されている。

kidnwknarjtnshyuslp1.JPG

自転車の部分は
滑りにくいコンクリート仕上げ。
2段式になっている。


ステンレスの巾木(というには、ずいぶん幅がある)が
しっかり取り付いている。



下り部分。

kidnwknarjtnshyuslp3.JPG

「自転車は押して通ってね」のサインと一緒に。

ここを乗って降りようとする輩も
いるんだろうなぁ。



下から見上げると、えらく緩やかに見えるのであるが
上から見下ろすと、そうでもない。

kidnwknarjtnshyuslp4.JPG

スキー場のゲレンデも、そんな感じかも。



なお、手すりの中ほどにうねうねしているのは
工事用の仮設給水のポリエチレン管だ。

そう、ほぼ出来上がりつつあるとはいえ、
まだ供用前の現場であった。



踊り場部分の納まり。

kidnwknarjtnshyuslp5.JPG



コーナーガードも、確かに必要だろう。

そのままレンガだったら、
絶対すぐに欠けてしまうだろう。



この類の施設は、
建築物と構造物のハイブリッドのような感じ。

建築基準法の適用を受けるにしても、
「通路」であることから「道路法」やら何やら
ふつうの「建築」では縁のない規定にもお世話になる。


たまにこういうのも、面白いものだ。
(「階段脇にある自転車用のスロープ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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