2018年12月24日

ウイスキー博物館と旧事務所と貯蔵庫と

ウイスキー博物館の内部の紹介が抜けていた。

ああ、なんてこった!


というわけで。

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『ウヰスキー』ではなくて『ウイスキー』であることがわかる。



樽、樽、樽。

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真珠湾攻撃ではない。

ケーブルラックは、なぜこの色なのか。

ラックの割に、乗っているモノが少なくないか?



元々の構造材に、斜材など補強を追加しているかのように見える。
実際にそうなのかどうかは、わからないけれど、そう見える。



ポットスチルも、植わっている。

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銅製なのだね。
熱伝導の良さが肝なんだろう。



アランビックの模型も。

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今どき、アマゾンで家庭用の小型蒸留器が買えるが
昔は、そしてこの大きさは、
入手も設置も大変だったことだろう。



樽、だ。

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普段かかわりが少ないから、
「バレル」の感覚がさっぱりであったが、
こうしてみると何となくわかる気がする。



原油価格は、バレル当たりだもの。
要するに、100升なんだね。



外壁面には、補強材。
元々のもののように見える。

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この外壁を、面材だけで持たせるのはつらいんだろう。



こちらは、旧事務所。

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大日本果汁株式会社創立当時の事務所である。
余市町の指定文化財になっている。

大「日」本「果」汁だから、「ニッカ」

どこかの国の「ニッカさん」という名前じゃなさそうだ。



ブラックニッカのラベルに描かれている、
そしてすすきの交差点にある、
あのおじさんの名前じゃないのだ。

もちろん創業者の竹鶴さんでもない。

19世紀英国の「W・P・ローリー卿」なのだという。



裏面。

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いろいろと手を加え、修繕しつつ
原状を遺している。



中にあった配管と、ストレーナー、圧力計、バルブ。

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蒸気暖房の配管っぽいけれど?
さて、何だろう?



貯蔵庫も一部公開されている。

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石造りの、どっしりとした感じ。

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中には、樽。

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他に何を貯蔵するわけもない。



ちょっとした庭園も。

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単なるウイスキーメーカーの創業者であろうが、
朝ドラの題材にできるくらいのドラマに満ちたその生涯。

後世にこのように伝えられるようになるとは
思いも及ばなかったであろう。



『敵国人』であった妻・リタは苦労も多かったであろうし、
ともに生きた政孝氏も、会社もまた、困難を通ったことであろう。



まあそんなことは考えずとも
なかなか楽しめる地である。

北海道余市町。

ぜひ、訪れてみていただきたい。

最後に、フォトギャラリーの紹介。

(「ウイスキー博物館と旧事務所と貯蔵庫と」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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