2018年12月17日

トンネルのインバート施工

トンネルの現場は、掘るだけじゃない。
掘った後、躯体を構築していかなくちゃならないのだ。


切羽よりも、だいぶ手前の地点に
何やら作業構台が組んである。

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右の看板には「インバート施工帯」とある。

そう、ここは、トンネルのインバートを
施工する区画なのである。



「せつび」の業界でインバートというと、
排水桝の中に形作られる「溝」のことなのだが
トンネルでは違うらしい


どうやら、後志トンネルは「良好な地質」ではないようだ。



構台の、さっきと反対側。

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上部にベルコンと換気ダクトも写っている。



構台の上に、
こんな細工がある。

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城では、
攻めてくる敵を攻撃するための「石落とし」があるが、
そんな感じに見える。

実際には石ではなくて、糞尿とか煮えたぎった油とか
そういうものを流してぶっかける部分だったらしいが。



ここからは、糞尿を流したりはしない。
そうではなくて、コンクリートを流し込むための装置なのだ。

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外から見ると、
こんな感じ。

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配管やらケーブルやらが埋まらないように
高さを調節してある。



この構台自体、作業の進捗に伴って
徐々に先に動かされていく。

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いろんな現場で、
いろんな工法が考案されているという。



建築でスラブコンクリートを打つような
事前の準備も行われていた。

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コンクリートの質も全く違うものだから
施工性だとか留意事項だとか
かな〜り違うんだろうな。



打ち込みになる、何か?

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よくわからんけど。



よく見ると、
底面はゴロゴロとした岩石である。

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粗骨材というにはあまりに粗いが
単に埋めてしまうから良いんだろう、きっと。

tnnrninvrtskugnb10.JPG



いやあ、
土木技術者の知り合いがいると
いろいろありがたい。

こういうモノが見られる。

tnnrninvrtskugnb11.JPG



逆に「せつび」も見せてあげたいものだ。

彼ら・彼女らにしてみれば
「ミニチュア」のように見えるかもしれないが。
(「トンネルのインバート施工」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 土木工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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