2018年12月14日

トンネル掘削現場のベルコン

トンネルで日々掘削される岩石片を
外部まで搬出するのは
ベルトコンベアである。

略して『ベルコン』


発破で生じたズリは、大小様々な岩石片。

よって、まずはそれを小さく破砕しなくてはならない。

ベルコンに乗せるのは、その後だ。



切羽近くの、ベルコン先端部。

tnnrgnbnbltcnvr1.JPG

ここからすべてが、始まる。



掘り進めるに従って、
ベルコンもどんどん伸ばされていくので
このように躯体から吊ってある。

tnnrgnbnbltcnvr2.JPG

上部に見えるのは、
換気用のダクトである。



ゴムベルト部分と、
ローラーと。

tnnrgnbnbltcnvr3.JPG

この写真を撮った時点では
稼働していない。



こんな、ボックス的スペースもあったのだが
電気関係の機器類を置くスペースなのであろうか。

tnnrgnbnbltcnvr4.JPG



トンネル内の工程が進んできている部分では
躯体にアンカーを打ち込めなくなるので
足場に乗せて設置してある。

tnnrgnbnbltcnvr5.JPG

ベルコンが強力に動く際にも
ばったり倒れないように
相応のノウハウがあるのだろう。



足回りは、
こんな感じ。

tnnrgnbnbltcnvr6.JPG



切羽から、坑口まで
数キロメートルにわたって
伸ばされている。

tnnrgnbnbltcnvr7.JPG

ダクトとともに。

照明とともに。



この仮設費だけで
一体いくらかかるのやら
見当もつかない。
(「トンネル掘削現場のベルコン」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 土木工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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