もちろん、このままで終わりではない。
更に、厳重に養生を行うのである。
三角コーンまで乗っけるのは?
雪が積もった時にも
その存在がわかるように。
除雪用の機械で引っ掛けてしまうと
機械も壊れてしまうし、
水呑も損壊される。
予め、目印を付けておくわけだ。
歩道に林立する、紅白まだらの棒。
これも、除雪の際の目印である。
高圧開閉器なんぞ引っ掛けてしまったら
とんでもない事になってしまうだろうから。
ご丁寧に、
棒のてっぺんに「電気」と書いてあるのだ。
雪国に行くと、
そんなモノが随所に見られる。
雪の無い地方で居住していたら
思いも及ばないことだったりする。
伝聞だけで何となく話だけ知っている事と
実際に観て聴いて体験してわかっている事とは
かな〜り違う。
そして、
いろんな事象について、
それは言えるのである。
そういうモノを見つけて喜ぶのも
観光の楽しみだったりする。
(「水呑・手洗の冬期養生」おわり)
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積雪の季節に出張で行って、道路わきの赤白の棒が道路の幅を示すものとは知っておりましたが、積雪期以前の準備段階は初めて見ました。
雪国は大変ですね。
何時も面白く拝見させていただいております。
『それが楽しい』側面もありまして、
ワタクシにとっては『楽しい』ほうが遥かににまさっております。
逆に、雪が無いと寂しく感じてしまうし、
雪の降らない土地の暑さは相変わらず苦手だったりします。