いろんな「せつび」を露出で見ることができる。
仮設(といっても、現場の規模が大きければ年単位で存置するが)なので
設備の見栄えは特に気にされることはない。
実利・実用が優先される。
だから、いろんな「せつび」の様子を
見ることができる。
本設(数十年間使用する)の建物では使用されないような材料、工法が
用いられることも多いが、設備システムとしての流れを追いかけるには
すこぶる都合が良いのである。
そんな現場でも、
室外機本体を地面から少し上げた位置にする架台が設けられ
上からの落雪から保護するための屋根も取り付けられている。
それだけ、落雪被害が大きいということなのだ。
新設の建物でどのような点に気をつけたら良いのか、
仮設の工事現場事務所を観察すると気がつく点もあるのではないか。
ということをご紹介しておきたいと思う。
(「現場事務所に取り付く『せつび』」おわり)