2018年11月04日

シースルーのエレベーターシャフト

普通のエレベーターは
躯体のエレベーターシャフトの中を通っていて
中身の様子を見ることができない。

でもたまに、それが見えちゃうマシンも見かける。


シャフトがガラスで構成されているために、
中にある釣り合いおもりとか主ロープとかが
見えてしまうのだ。

sthrghnevshft1.JPG

上部にある巻上機も、その存在が明らかになる。

sthrghnevshft2.JPG

ロープ式エレベーターを設置する場合、
昔であれば上部に『エレベーター機械室』を設けたのであるが
今どきは『マシンルームレス』のエレベーターであるために
専用のエレベーター機械室を要しない。

すべて、シャフト内で完結している。



シャフト上部に、
火災報知器が据えられているのもわかる。

sthrghnevshft3.JPG



乗場ドアを内側から見られる機会は
そんなに多くなかろう。

sthrghnevshft4.JPG



シャフトの下の方だって
なかなか見られやしない。

sthrghnevshft5.JPG



エレベーターの基本構造をよく知っているわけではないから
詳細な解説はできないけれど、
実際に目にすることによって
何らかの示唆は得られよう。



ちなみにこの写真では
カゴは最下層に下がった状態である。



この時は、動いていなかったけれど
動いていたら更に面白かったんだろう。
(「シースルーのエレベーターシャフト」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 昇降機設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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