2018年10月06日

ルーフドレンの凍結防止ヒーター

ちょいと屋上に上がることがあると
必ず探す、ルーフドレン金物。


いろいろ、情けな〜い事になってるヤツもあるし、
しっかりと手入れされているものもある。

まあ、いろいろなんだ。



さて先日も、
上がってきましたよ。

rfdrnntuktbushhtr.JPG


なんか、きれいな玉砂利で覆われてるみたい。

本来の金物の上に、
ザルか何か、かぶせてありますね?


そこに這い寄る、
黒いケーブル。


屋上パラペットに設けられたコンセントから
電源を取っている。

これは、雨水配管の内部が凍ってしまわないようにする
凍結防止ヒーター。


設定温度以下になると、通電する。

寒い地域だと、
雨水配管が『氷柱』になっちゃうから。

そうしたら、もう何も流れない。

それじゃ困るから、
水が流れるだけの隙間は確保しておく。

そのための、ヒーター。



設定温度以上の時には切れているし、
温くなるまで温めるわけじゃないけど
稼働中は結構電気を食うのだ。



ヒーターの入れ方にはいろいろあるけれど、
こんなふうに屋上から直接放り込んでいるのは
あまり見ない。


どちらかと言うと、
屋根の下部、天井内で配管に分岐を設けて
そこから挿入してあることが多いように思う。

コンセントも、天井内に設ける。

そのほうが、スッキリするし、
傷みにくそうだ。

新潟くらいまでだと、
水を流して解かす方法もあるが
もっと北のほうに行くと、それじゃ通用しなくなる。

流した水が、どんどん凍ってしまうからだ。


建物が支笏湖氷濤まつりのようになってしまっては困るし。
(「ルーフドレンの凍結防止ヒーター」おわり)
posted by けろ at 11:00| Comment(0) | 衛生設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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