2018年09月27日

小樽市総合博物館運河館の構造設備

小樽市総合博物館運河館なのであるが、
展示のほかに、建物そのものにも興味を惹かれるものだ。


暗い天井部分に、
敢えて目を向けてみる。

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何せ、やっすい古いコンデジである。
画質がイマイチなのは諦めていただきたい。

古い建物とは言え、
現在使用しているからには
それなりのものが付加されている。

耐震性を向上させるための補強材であったり、
監視カメラなどの防犯装置であったり、
照明器具であったり。



トラスの組み方とか、その接合部の様子とか、
屋根荷重の受け方が結構面白いと感じる。

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構造は専門ではないから
詳しいことはわからないけれど。
(まあ、設備は「専門」のはずだが
 やっぱり詳しいことはわかっていなかったりする)



黒色の製品を使ったり、
黒色に塗ったりして、
ほんとうに目立たなくなっている「せつび」。

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でも、そんなモノたちを敢えて観るのが
趣味でもあるし、それが仕事だったりもする。



換気と暖房を兼ねているのだろう、たぶん。

暗い茶色に塗られたダクトも
その気になれば、視える。

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その気で視るのでなければ、
おそらく存在を気付かれることがないであろう。

黒色の配管と、塗装色を変えた理由はわからない。
面積が広いので、茶系のほうが木材と紛れやすいという判断なのかも知れない。


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スパイラルダクトに、
ノズルを取り付けてある。



何棟か集合している形の施設であって
その棟の明るさによって雰囲気が随分変わるのも
なかなか乙ではないか。

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こちらはちょっと明るいので、
ダクトは黒く塗ってある。



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スプリンクラ用と思しき配管が
集熱板とともに設けられている。

木造構造材のどこからどのように配管やダクトの支持を取るのか
結構悩ましいことと思う。

てきとうに吊ってしまうと
強震時にはきっと壊れるから。



地震のあと、
「水道管が破裂して、施設内部が水浸し」
なんていう報道があったけれど、
本当に「水道管」だったところはそんなに多くなかったんじゃないだろうか。

スプリンクラ配管であったり、冷温水管であったり、
内部に水が入った配管がどこかで破断して、
内容水が撒き散らされたんじゃなかろうかと思うのだ。

水が入った配管全般は、
一般の方々にとっては「水道管」でしかないのだろうけれど。
(「小樽市総合博物館運河館の構造設備」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 設備一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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