2018年09月18日

えこりん村のトマトとか

恵庭市に『えこりん村』という場所がある。


 「えこりん村」は全国にハンバーグレストラン「びっくりドンキー」 を展開する
 株式会社アレフが運営するエコロジーテーマガーデンです。


公式サイトのキャッシュには、
こんな文言が残されている。


サリン事件を起こした宗教団体が同名に改称したが
この会社はその団体以前からこの名称で営業していたので
とんだとばっちりである。

『アレフ』は、ヘブライ語アルファベットの最初の文字であり、
英語の『A(エー)』、ドイツ語の『A(アー)』、
ギリシャ語の『A(アルファ)』、日本語の『あ』
みたいなものであるから、まあ被ってしまったのであろう。
いずれにせよ、両者は無関係である。



さて、名称はともかくとして、
道央自動車道恵庭ICからすぐの場所にある『えこりん村』は
ゆったりとした北海道らしさを体験するには
なかなかに相応しい場所であると思う。


「らしさ」で言えば、十勝平野や上川盆地の広大な風景もあるのだが
恵庭市は新千歳空港や札幌から近い場所であるという利点が大きい。



園芸に関するあらゆるものが栽培・販売されている感じのところである。


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店なのか庭園なのかわからないくらい
ほんとうに見に行くだけでも楽しくなる場所である。

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植えられている植物類だけではなく、
所々に配置されたベンチや陶器類、置物の類が
たいそう趣があって楽しい。

散策している家族連れも多い。

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その中にひときわ目立つのは
「とまとの森」

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ハウスの中に、水耕栽培のトマトが植わっている。


決して狭くはないハウスだが、
ここにあるのは「たった1本の」トマトの木なのである。

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幹(?)の太さが、
わかるだろうか?


たわわに実る、トマト。

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1本のトマトから
20,000個の実の収穫を目指しているのだとか。

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ちょっと階段がついていて
トマトの木を上から見ることもできるようになっている。

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呼称の通り、
「とまとの森」にしか見えない。

しかし実際には「とまとの木1本」なのだから驚く。

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ハウスの中は温湿度管理がされていて
トマトという植物を最大限生育させるための手立てがなされている。

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水耕栽培のしくみも
説明されている。

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毎年毎年、
ひと粒の種から育てているようだ。

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関連のグッズやジャム、トマトソフトクリームなども販売されていて、
その気になればトマトに関する「すべて」が揃うかも。



それ以外の部分も、
とにかく見ていただきたい。
きっと楽しいことと思う。


設備屋としても。

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「えこりん村」には
『銀河庭園』『みどりの牧場」という
有料入園区域もある。

弁当を持って一日散策するも良し、
2つあるレストランを利用するも良し。


『銀河庭園』内を流れる川(真夏でもとても冷たい!)で遊ぶことも可能だ。

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『みどりの牧場』では
牧羊犬のショーを見ることが出来たり
牧草地の間をのんびり巡る「ファームツアー」に参加できたりする。

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こんなやつに乗って、移動する。

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運行時間に合わせさえすれば良い。
入園料だけ、追加料金なしで乗れる。

羊に餌をやったりできる。

子どもも大人も楽しめることと思う。



好き好きではあるが、
こういうところは丸一日かけて
ゆったり楽しむのがおすすめである。


弾丸ツアーで、
短時間で次から次へ、
効率よくたくさんの場所を巡るという楽しみ方もあるだろうけれど
ゆったり滞在するからこそ気づく魅力、楽しさ、面白さも
きっとあるのだ。


世界にはなんて、たいして行っていないから
あまり大きなことは言えない。

でも、国内だけでも、
魅力的な場所、
楽しい場所、
興味深い場所が
たくさんある。


人生、長くてもせいぜい百年ちょっと。
折角なら、そんなこんな場所の魅力を
なるべく多く味わいたいものである。

時間と費用と相談しながら……。
(「えこりん村のトマトとか」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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