その後1階のスラブが出来てきたようだ。
隣接するビルから現場が見えるのは便利だ。
地上を歩いていたら
工事囲いに阻まれて見えないから。
でも、上からであれば
いろいろと眺めることが可能である。
柱脚部には、アンカーがセットされていて
ここに鉄骨柱を建てていくことになる。
アンカーボルトの太さ、本数など
強度が確保されるように設計されている、はずだ。
うっかり通りがかりに足を踏み外さなように
注意喚起の文字がある。
それとは別に、
ある程度の深さがある開口部は
コンパネで仮塞ぎをしてあって
万一にも転落事故が起きないようにしてある。
もっと大きな開口部は
周囲を柵で囲ってある。
転落事故を防ぐための
いろいろな措置が施してある。
工事現場の仮囲いの中は
普通は視界を遮るようになっている。
こんな機会があれば
ぜひじっくりと眺めてみたいものである。
(「鉄骨造建物の柱脚部」おわり)