高いところから眺めるのが好きである。
決して、高所に強いわけではない。
恐怖症というほどでもないとは思うが
強いわけではない。
だが、ある程度安定した場所から見るのであれば
高所は面白いのだ。
だって、他の建物の上に乗っかっていて
地上からはよく見えないいろんな「せつび」が
見られるようになるのだから。
まあ、商売柄良く目にするモノたちばかりではあるのだが
その並べ方だとか
据え付け方位だとか
密集度合いとか
苦労の跡とか
いろんなストーリーを想像するのが楽しいのだ。
この高さだと、
電柱に取り付いているモノたちも
良くわかるのだ。
「電気設備」は
普段の商売の本流ではないのであるが
決して無関係でもないから
興味はあるのだ。
工事士や電験だって取ってみたりしたのだ。
高層ビルならば、高層なりに
そこそこの高さのビルならば、それなりに
高さに応じた楽しみ方ができる。
「ナントカと煙は高いところが好き」と言われる。
うん、そのナントカなんだ。
ワタクシは、まさに。
(「ナントカは高いところが好き」おわり)