天井内が面白い。
古いタイプのルーバー天井に設けられた制気口や蛍光灯などが
何となく懐かしい感じ。
こんな天井内のダクトには
アングル工法のものが多く残されていたりする。
そして、点検口を開けてみたりなんかすると
ラビリンスの出現と相成る。
錆止め塗装の施工が怪しい消火配管であったり
位置ボックスを溶接して繋げたような連結ボックスから
無数の可とう電線管が生えていたり
電気通信関係の配管配線ケーブルが
もう、ごっちゃごちゃに絡み合っていたり
吊り棒やら天井下地やら配管やらダクトやら
あちこち干渉しまくっていたり。
気をつけないと
アスベスト含有製品が残存していたりする。
中皮腫には、ご注意。
古くなれば古くなるほど
怪しげな、面白そうなモノが
わんさか入っている、
そんな天井内を見るのが楽しいのである。
(「天井裏の配管たち」おわり)