広々と取ってあるホテル。
7層分吹き抜け!
吊り物が、凄いことになっている。
一番上には、廊下があるのだ。
各層の吹き抜けに面した部分は通路で
回廊のようにホールを望むことができる。
少々暗めのため、
画像が粗いのはご容赦願いたい。
あまり明るくしないところがミソのようだ。
もっとも、
この空間をしっかり明るく照らすのは
なかなか大変ではある。
ホールの下部は、ラウンジとカフェ。
このへんも、
間接照明を用いて
明るすぎない空間にしている。
屋外に目を転じると
大きな大きなLPGタンクを
垣間見ることができる。
ここの熱源は、
LPGなのだろうか?
寒冷地では
油を使用するところが多いような気がするのだが。
いずれにせよ、
かなりの山奥まで燃料を運んでこなくてはならない。
大変なことだ。
そもそも、この施設に至る道路には
公費が投入されていることであろう。
(委細は知らない)
水道は、井戸水か?
下水道は、自前で浄化槽処理か?
電力は、道路沿いに建つ電柱からして
北海道電力が延々と引っ張ってきたのであろうか。
有線の電話や、
ネット回線だって
引っ張ってくるのは大変なことだ。
携帯電話も、
基地局を建ててはあるが
遠方から繋いで繋いで……という形になろう。
テレビは、衛星からか。
なぁんにも無い、山奥に創り出したリゾート施設。
ちょっとした街を造り上げるようなもので
建築工事以前の土木工事、
インフラ整備がものすごいことになる。
いやあ、たいしたもんだ。
でも現在は、
当初開発したYAMAHAは撤退して
外国資本下にある。
そして、追加投資を進めているようである。
いくつかの土木建築工事が
進行中であったのだから。
顧客も従業員も
アジア系、欧米系を含めて
外国の方々が多いように感じた。
そういう時代なんだなぁ。
(「ホテルの広々したエントランス」おわり)