LCC専用で利用されている。
コストを安く抑えるために
削れる部分はとことん削ってある。
エアコンは、床置。
専用の設備機械室は設けずに
利用客が直接触れないように囲ってあるだけ。
丸見えだが、
そんな事を気にする様子の人は居ない。
こんな部分にカメラを向けているのは
ワタクシくらいなものである。
ガラリだって、電線管だって、ケーブルラックだって
そのまま見える。
でも、利用客の目に留まるのは
自販機くらいであろう。
室外機は
屋外のピロティに並べてある。
後付ではなくて当初からの計画であるから
ちゃんとした基礎を設けてある。
躯体と一体化してあるから
不同沈下の影響も受けなくて済みそうだ。
このほうが
配管にも優しくて
良いような気がするんだな。
(「成田空港第3ターミナルの設備」おわり)