クレーンが何かをぶら下げているのが見えた。
杭、打ってるじゃないですか。
昔は文字通り「打って」いたそうだ。
ガ〜〜〜ン、ガ〜〜〜ン、と
広範囲に騒音を撒き散らして
「打ち付けて」いたそうだ。
今はそんな事はしない。
重機の運転音が
響くのみだ。
モーター駆動のクレーンになったとしたら
もっと静かに施工されることになっていくのだろうか。
コンクリートも「打つ」というが
現在は文字通り人間がガンガン「打つ」という感じでもない。
工具関係や材料が発達したからなのであろう。
科学技術の進展は
建設業をどんどんと変えていくのだ。
(「ぶら〜んとぶら下げて」おわり)