北の都市である。
(実際には196万人ほどであって、
200万人に少し足りない)
その中央区内に
いくつかの峠があって
「幌見峠」というところには
ラベンダー園がある。
ラベンダーと言えば
富良野が有名なのかも知れないが
結構各地にあるのだ。
(住宅の庭先にもたくさん見掛けた)
幌見峠の展望駐車場は
普段でも札幌市を見渡すことのできる
展望スペースになっている。
そして季節になると
ラベンダー園が広がる中、向こう側に都市が見える
という構図が出現する。
札幌市を一望するには
手稲山(ていねやま)や藻岩山(もいわやま)といった
山の上から見るのが定番のはずであるが
幌見峠くらいの、ちょっと低めの展望は
街が近めに見えるから、これはこれで良い。
夜景は夜景で、キレイなのだろう。
ラベンダーは
有料で摘み取って「ポプリ」にすることもできる。
良い香りであるが
実物に触れたことのない人にとっては
「芳香剤の臭い」とか
「トイレの香り」とか
感じるとも。
ででんと立っている木も
天気が良ければ青空に映えることであろう。
駐車場料金は
昼間のほうが夜間よりも安い。
実は、夜景のほうが『売り』なのだ。
(「ラベンダー越しに見る200万都市」おわり)