貴重な資料館である。
何が貴重かって?
何と、年にたった12日しか開館していない資料館なのだ。
たまたま村を訪れた日に開館している僥倖に与るか、
開館日を検索した上で狙って訪れるかしなければ
決して見ることはできないのだ。
なんて、教育委員会に伝手でもあれば
それ以外の日でも見られるような気もするのだが。
常駐職員が居るわけではないので
役場に電話して開けていただく。
昔の町長が
「粗大ゴミとして捨てられていくモノを保存し
後世に伝えていきたい」
という思いを抱いて収集し始めたのがきっかけだとか。
かつて、学校として使われていた建物を
そのまま展示場所として使用している。
廊下にも、モノがいっぱい。
反対側を見ると、
そんなに広い建物ではない。
きちっと分類され解説文がしっかりと添えられているわけでもない。
とにかく、集めました、並べました、
そんな感じ。
でも、見れば見るほど興味深いものであったので
明日以降少しご紹介したい。
廊下壁にズラッと貼られた
色あせた『味覚まつり』のポスター。
この年に、
村内のKIROROリゾートがオープンしたようだ。
当時はYAMAHAの運営であったが
現在は外資系企業の手に渡っている。
『第37回カルデラの味覚まつり』は
8月4日(土)、5日(日)に開催される。
(「赤井川村郷土資料館という貴重な場所」おわり)