その数が激減した「村」という自治体。
その中で、
いまだ残っているうちの一つが
「赤井川村」である。
村役場。
庁舎中央上部に、
村の徽章がしっかと貼り付けてある。
国道から役場へ向かう道の脇に
『開村百年記念碑』据えられている。
開村後、そのまま村としてあり続けてきたわけである。
ということは、来年で開村120年になるということか。
前面と側面はきれいに磨かれているが
背面は原石のままとなっている。
鉱物に詳しい方であれば、
これが何であるかおわかりになるのであろう。
ワタクシは、役場の方に「見ていって下さい」と言われた際に
教えていただいたのであるが。
この碑の脇に説明板があるので
寄ってみた人にはわかるようになっている。
『黒曜石』なのだそうだ。
この赤いボタンは今でも機能していて
ちゃんと説明の音声が流れる。
1年間に一体、
何回押されるのだろうか。
すぐ向かいに建っている住宅の方々は
何度耳にしているのだろうか。
ちょっと、うるさいのかも。
でも、せっかく設置してあるので
ちゃんと全部聴いた。
文字板だと、さあ〜っと読めるんだけど
まあたまにはこういうものも良かろう。
こんな感じの
あんまり有名ではないところを発見するのも
(今回は、教えていただいたのだけれど)
面白いものである。
リゾート地も良いけれど、
ここもぜひ見ておくんなまし。
村内で見た、
マンホール蓋。
村内にあるリゾート地の
スキー場とゴルフ場を示しているようである。
(「赤井川村百年記念碑」おわり)