2018年07月18日

新幹線ホームまわりの電気設備

電車の施設というものは
電気設備の塊である。

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高速で疾走する新幹線は
その最たるものだ。
(超電導リニアは、もっとすごいかも知れない)

列車の走行も
ホームドアの開閉も
電光掲示も放送も
すべて電気設備である。

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「建築の電気設備」とは
内容もスケールもかなり違う部分もあろうが。



いわゆる「電車」は、
最初は直流電源を使用するものしか無かったようであるが
第二次大戦以降は交流電源も使用されるようになったらしい。

新幹線も交流電源である。



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新幹線の架線は、
25,000Vの特別高圧線である。

道路脇の電柱に乗っかっている
6,600Vの高圧線とはわけが違う。

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鉄道系のことは
よく知らないのだけれど
建築物とは明らかに異なる設備が
たくさん見られる。



ホームの下の部分には
ちょっと見慣れた蛍光灯や消火栓が。

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建築基準法第2条第1号に「建築物」の定義があるのだが
『鉄道及び軌道の線路敷地内の運転保安に関する施設並びに跨線橋、
 プラットホームの上家、貯蔵槽その他これらに類する施設を除く』
となっていて、ラッチ(改札)内の部分は「建築物」では無いとされている。

けれど、消防法上は「防火対象物」であるという扱いのようだ。
(消防法施行令 別表第一の(10)項)

だから、消火栓も設けられている。



ふと外を見ると
何やら大きな装置。

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ケーブルの引き換えを行っているのではないかと思われる。

とにかく、建築物とはスケールが違う。
これはこれで、面白いのだ。
(「新幹線ホームまわりの電気設備」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 電気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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