2018年07月13日

冬の外気は冷たいから、暖めてから入れましょ

寒冷地で、ある飲食店に立ち寄ったら
側面にひっそりと何かがついている。

gikshronpudnbuk1.JPG

あまり見慣れないモノなのであるが
何かの本体にダクトがつながっていて
下部の配管からガスが供給されているようである。

正面についているのは、排気トップだろう。



下から覗いてみると、

gikshronpudnbuk2.JPG

防虫網がついているし、
どうやら外気の取入口のように思われる。


gikshronpudnbuk3.JPG

ガス管と、ケーブルの接続口は
右側面に。

外気取入口には
フィルターも装着されているようだ。



機器銘板を見てみる。

gikshronpudnbuk4.JPG

要するに、三菱重工である。



どうせ厨房にガスを使うから
取り入れ外気の加熱にも使おう、という趣旨のようだ。



ガスボンベ庫。

gikshronpudnbuk5.JPG

排気用と思われるダクトは
屋上に立ち上げてある。



冬期の外気は冷たいから
厨房排気の補償として取り入れる外気は
加熱したら良いに決まっている。

決まっているのだが、
「どうせすぐ排気で捨ててしまう空気を、
 わざわざ暖めるのも勿体無い」
という側面もある。


イニシャル、ランニングのコストにも大きく関わるから
とてもとても悩ましい問題なのである。
(「冬の外気は冷たいから、暖めてから入れましょ」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 換気設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]