外を見ても面白いが、
内部もまた、面白かったりする。
これはシティビューに入る前、
通路部分。
床吹出空調となっている。
さて、ビューの天井。
真っ白なルーバー天井に
黒い制気口が忍ばせてある。
床に、たくさんの吹出口。
ガラスカーテンウォールの下部には
線状の吹出口。
ペリメーター負荷の処理を
意識してのものであるはず。
高い天井の上部にも
吹出口。
寒冷地だったら、
冬はガラス面の結露で大変かも知れないけれど、
ここは東京都心。
その心配もあるまいて。
あんまり人々が見ることがなさそうな部分には
大胆な制気口がつけてある。
感知器やら、諸々と一緒に。
分電盤も、
この通り。
あのランプは、
必要なんだろうか?
高いところの、
吹出口など。
柱状の細工の上部も
どうやら制気口のようだ。
この下は、
ステージのようなところ。
天井の納まりが
面白いではないか!?
なにしろ、駆け足の訪問。
もうちょっとじっくり見たら見たで
より楽しめたことであろう。
でも、これだけ見られただけでも
なかなか良かったのである。
おまけ。
森タワー脇の歩道にあった
小口径桝の蓋。
桜マークだ。
(「東京シティビュー内部の造り」おわり)