というのは、よくある話。
調理場があるのだけれど、
その排気が結構出るんだけど、
そのまま排気しちゃうと臭いが周囲に撒き散らされてしまって
クレームが来ちゃう。
そんなことも、珍しくはない。
だから、
排気ダクトを外壁沿いに立ち上げて
屋上に排気ファンを設けて
高いところから排気するのだ。
周囲の建物の高さが高かったりすると
その効果は小さそうであるが。
先日も、そんな例を見掛けた。
隣接する建物の屋上から見ると
すぐ目の前だ。
それでも、排気口自体はちょっと離して
向こう向きにしてあるようだ。
雨ざらし、
冬は雪に埋もれるであろうファン。
耐久性は、如何に?
こんなふうに換気すれば
「ダクトスペース」や「ファンルーム」は要らない。
要らないけれど、
「それでいいの?」
というだけの話。
建物の用途やグレードや
周辺状況によって
露出で構わない場合と
露出にしちゃうのは、いくら何でも、という場合と。
「機械室の面積は、延床面積の何%くらい?」
という問いは、無意味なのである。
うなぎ屋では
人々の食欲を唆るため
販促として敢えて臭いを撒き散らす
ということもありそうだ。
うなぎ屋に限らないか。
飲食店舗では、
それが許される環境下にあるならば
美味そうな料理の臭い(香り?)は
誘蛾灯のような効果を期待できるのだろう。
(「屋上から排気する」おわり)
去年一級建築士の試験を受ける時にこちらのブログを発見しました^ ^
二次試験、今年も受けます(苦笑)
苦手な設備が少し楽しくなりました♪
排気・排煙ダクト、描き忘れないように気をつけます(笑)
また拝見します!
二次試験、がんばってください!
何かお役に立つようでしたら幸いですが、
何せ自分自身が「楽しい」ことを書きなぐっているもので。
試験対策やお仕事の邪魔にならない程度に
ご覧いただけるとありがたく存じます。
リンク先にある
『ura410 (ウラシドウ) 物語』
ワタクシが受験したときには
とても有り難かったです。