2018年06月20日

たくさんの釘、ケーブルを打ち抜かないでね

木造の建物には、
たくさんの釘が使われる。

合板やら、角材やら、
建物の構成要素を互いに接続するために、
大量の釘が使用されるのだ。

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一体、1棟に何本の釘(orビス)が使われるのか、
想像もできない。

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防湿シートとか

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断熱材だとか、

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そういうモノを留めるときにはタッカーなどになるのかも知れない。



現場のあちこちに、
木ビスの束が置いてあるのだ。

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裏返してみると、こうなる。

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設備モノ用の吊り棒は
こんな風につくけれど、

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吊らないで構造材に直接留めていく場合もある。

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寒い現場だったから、
ちいちゃな灯油タンクとジェットヒーターで
ビニールダクトを通じて
各所に温風を送っていた。

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地球大気を暖めるようなもので
ヒーターを焚いている間だけの効果しかないけれど
無かったら寒いから使わざるを得ない。

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地面、凍ってるし。



あっちこっちで釘を打つ中で、
設備の配管類も取り付いていく。

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こういう配管やケーブルが
釘やビスで打ち抜かれてしまうと
その後始末が大変だ。

気づかないで打ち抜いて、
気づかないままどんどん仕上げが進んでしまうと
えらく厄介だ。



大工さんも配管屋さんも電気屋さんも
それぞれに気をつけなくちゃならないのだろうけれど、
工期が厳しかったり
気候が悪かったりして
現場が錯綜してくると
ついうっかり……となりやすい。


お願い、打ち抜かないでね。
(「たくさんの釘、ケーブルを打ち抜かないでね」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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