踏切があって。
どのくらい通るのかなぁと、
ひとしきり待っていたら、
来たよ、来たよ。
昔々は、
すんごい大動脈としての機能があったんだろう。
今だって、主要都市間を結ぶ特急列車も走っているのだが。
自動車だと、小回りも融通も効く。
けれど、長時間・長距離の運転は大変な面もある。
一日中、調査で歩き回った後、移動する。
そんな時には、
鉄道が良いと思うんだ。
ボケっとしていられるし、
眠れる。
いよいよ切羽詰まっていれば、
ノーパソ開いて図面を描いていることだって可能だ。
鉄道は好きなんだが、
でもあんまり乗る機会も無い。
無くなると淋しいけれども、
「乗って支える」ほど利用できない。
時代なんだろうなぁ。
そのうち自動運転車が普通になっちゃったら
もう出番がないのかなぁ。
(「根室本線を走るキハ」おわり)