屋外設置の灯油タンクから、
建物各所のストーブに送るのだ。
灯油用の被覆銅管なら、そのまま埋めて差し支えないのだが、
ある現場では保護管の中を通しているようであった。
基礎打設の時点で、屋内部分の配管を先に通していて
屋外部分はあとから施工したので、
屋外に配管接続部分が出たようだ。
接続部分が劣化したりして灯油が漏れていても
地中埋設ではわからないから、
念のため塩ビ管で簡単な「点検桝」を作ってあった。
メカニカル継手の場合には、
消防(危険物担当)の指導で「点検桝」の設置を求められるが
溶接の場合には不要とするところも多いようだ。
自主的に設けるのは、もちろん構わない。
T字分岐の部分にも。
点検桝云々については、
所轄の消防署に相談しておいたほうが良い。
あとから修正するのは大変だから。
(「埋設灯油管接続部の点検桝」おわり)