2018年06月03日

カフェに似合う暖房

ちょっと小洒落たカフェに寄って。

chttkjrtcfnytt1.JPG

こういうところだと、
『ストーブ』が画になる。

灯油ストーブよりも、
薪だったり、石炭だったりのほうが
雰囲気が出る気がする。

chttkjrtcfnytt2.JPG


組積造の躯体なら、
なおさらだ。


暖房も「空気調和」の一部と言えるわけだが、
単に「乾球温度」と「輻射温度」を整えるだけではなく、
「その場の雰囲気」も整える設備としての機能がある。

そう思う。



設備機器って、
イマイチ無骨というか無頓着と言うか
プロダクトデザインに気を遣われていない例が
少なくない気がするのだ。


デザインは主として意匠屋さんの職分なのだけれども
設備も無関係ではありえないのだ。

「目立つものは隠す」というほかに、
敢えて目立つものを、
デザインとしても魅せる、
そういう設備もあるといいものだ。

ポンピドーセンターのように、
そのまんま見せてしまうのも、
あれはあれで良いとは思うけれど。

工場やプラントのように、
設備そのものが機能美を発揮する例もあるけれど。


意匠と設備の融合は理想であって
現実的には困難も多いし
なにしろコストが合わないことが多々あるけれど
課題の一つであるのだ。
(「カフェに似合う暖房」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 空調設備 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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