2018年06月01日

無釜型(BANKS)工法の実演を見せてもらった

「無釜型アスファルト防水熱工法」である。
BANKS工法、と称しているらしい。

ぱっと見、トーチ工法と似ている気がする。

けど、だいぶ違うようだ。




貼るシートの裏面を炙るのではなくて、
既に貼ってある1層目の表面を炙っている。

トーチ工法よりも溶け具合を見やすいし
「専用転圧工具」があるので
シートの巻き加減によって転圧量が変わってくる心配も無い。



釜からアスファルトを撒いていく従来の熱工法ほどには
臭いや煙は出ない(少しは出る)。

トーチ工法よりも溶融量が多いので、
防水性能や冬期施工性能が高い。

炙っている面がトーチ工法よりも見やすいので
施工管理がやりやすいという。


メーカーさんのおすすめ工法らしく、
いろいろなメリットが列挙されていた。

まあでも素人目にも
やりやすそうに見える。

耐久性は高いけれども、
イニシャルコストが高くなるから
「とにかくカネがない」という現場では
採用が難しそうな気もする。
(「無釜型(BANKS)工法の実演を見せてもらった」おわり)
posted by けろ at 08:00| Comment(0) | 建築工事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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