BANKS工法、と称しているらしい。
ぱっと見、トーチ工法と似ている気がする。
けど、だいぶ違うようだ。
貼るシートの裏面を炙るのではなくて、
既に貼ってある1層目の表面を炙っている。
トーチ工法よりも溶け具合を見やすいし
「専用転圧工具」があるので
シートの巻き加減によって転圧量が変わってくる心配も無い。
釜からアスファルトを撒いていく従来の熱工法ほどには
臭いや煙は出ない(少しは出る)。
トーチ工法よりも溶融量が多いので、
防水性能や冬期施工性能が高い。
炙っている面がトーチ工法よりも見やすいので
施工管理がやりやすいという。
メーカーさんのおすすめ工法らしく、
いろいろなメリットが列挙されていた。
まあでも素人目にも
やりやすそうに見える。
耐久性は高いけれども、
イニシャルコストが高くなるから
「とにかくカネがない」という現場では
採用が難しそうな気もする。
(「無釜型(BANKS)工法の実演を見せてもらった」おわり)