シート裏面の溶融型アスファルトを、
トーチバーナーで炙って溶かし、
貼っていく。
熱工法は2人1組で伸ばしていくけれども
これなら1人で貼っていける。
昨日の常温工法よりも
圧着性が高く、
信頼性が向上する。
けど、接着剤程度の溶融量なので
溶け具合の管理が重要らしい。
ロール本体の重量で押さえつける感じになるので
どんどん伸ばして巻きが少なくなってくると
転圧が弱くなってきてしまうから
その辺にも熟練を要するという。
こういう感じで数百・数千m2の防水を仕上げるって
大変だ。
せつび屋さんが配管やダクトを伸ばしていくのとは別の苦労が
ここにある。
(「トーチ工法の実演を見せてもらった」おわり)