表面は、
曲面で構成されていて。
スタッフ側も、
天板縁は曲線なのだが、
引き出しとか棚の面は
平面による構成である。
当たり前だが、
扇型の引き出しじゃ
開けられない。
今どきのカウンターである。
パソコンやキーボードを置いたり、
電源や通信のケーブル類を引っ張ったりするための
細工も必要になるのだ。
量産品である筈がなくって
単品受注生産のものだから
イメージしていた通りになるかどうか
設計者と製作者との意思疎通にかかっていよう。
こういうモノに関するデザインのセンスって
持って生まれたものなのか
学習・訓練によって身につくものなのか。
流し台でも来ない限り
「せつび屋さん」にはあまり関わりが多くないような気もするけれども
実は「冬の足元が寒い」という声はよく聞く。
コンセントから電源を取って
市販のちっちゃい電気ストーブを置くことが多いかも。
(「局面と平面が融合した受付カウンターの造り」おわり)